私の趣味はここで紹介している通りギター等音楽の他に車や木工、レザークラフト、エアソフトガン等がありますがガレージライフを送る上でガレージに集約できるものはなるべくしてしまおうというのが最近のテーマになっています。
(ギターは寒暖の厳しいガレージには置けないので除外してますが音楽は聞いてます。)
エアソフトガン用のディスプレイケースを製作してガレージに飾ろう!
仕様いきます。
- 木工作品とする。趣味の一環として製作します。
- 壁面にディスプレイする。
- ライフル一丁、ハンドガン数丁がディスプレイでき、銃の位置を変更できる。
- 正面に蓋を設けるが中が見えて取り出す時は邪魔にならない。
- 盗難防止及びうちの子供のいたずら防止に鍵がかかる。
- せっかくだから間接照明的に光らせて格好良くする。
こう並べてみるとポイントは3と4になるのかな?
製作編
下の図面はpdfファイルにリンクしてあります。
大体のサイズと側面図が特に参考になると思います。
今回チャレンジしたのは安くて割と道具の無い人にもできそうなやり方なので良かったら参考にしてみてください。
これはケースの側板部分を製作している様子になりますが、今回の方法では12㎜の板を合わせて24㎜厚の板にします。張り合わせにはもちろんタイトボンドを使っています。
板はコンパネですので安いです。
この方法で使えるテクニックをいくつか紹介します。
- コーナーを作る時には一方を24㎜に仕上げてしまってもう一方は1枚(12㎜)のうちにボンドを付けてビス固定、その後2枚目を圧着する。上の写真がそうですがコーナークランプを使わなくてもコーナーが作れます。
- トリマーを使わなくても段付き加工の様なことができる。これは図面の側面図を見るとわかると思いますが背板の取り付け部分や正面蓋のアクリル板を嵌める部分がそうです。
- とは言ってももしトリマーがあるなら面取り加工ができますしフラッシュビットを使えば張り合わせた板のずれを削り取れます。
上にあるのが正面蓋になる部分ですが先述の段付き加工の様な・・・が分かると思います。
2枚の大きさ、形状を変えておいて張り合わせるとこうなります。
下は背板になる有孔ボードです。組み立てる前にワトコオイルで仕上げておきました。
ということで完成後無事取りついた図になります。ケース本体部分(コンパネ)はやすり掛けの後水性ウレタンニスでしあげました。
開けるとこの位置で固定されます。
今回はスガツネのソフトダウンステーを使いました。軽い力で開けてそこで固定でき、閉める時にはダンパーが効いてゆっくり閉まります。
丁番はトリマーで彫り込んで収めましたがトリマーを使わないなら上面に付けてしまってもいいんじゃないかと思います。
これ分かります?間接照明を付けるためにアマゾンでフルカラーのLEDテープを買ったのですがリモコンのRGBと実際の色が合わない・・・・不具合ではないかと問い合わせたらすぐにもう一個送ってくれたのですがやっぱり合わない。
結局コントローラーとledテープのRGBへの接続が違っていたので自分で配線を作り直しました。ただこれによってコントローラー部分を90度に曲げられたのでLEDテープを端から端まで設けることができました。
奥の方ボケてますがLEDテープとコントローラーの位置関係が分かると思います。(これ以降はアクリルウインドウも入って本当の完成写真です。)
有孔ボード用のフックが売ってますがそのままですと銃の重さで(特にライフル)有孔ボードに凹み傷が残ってしまうのでシリコンチューブを嵌めています。シリコンチューブはホームセンターの農業コーナーにあるでしょう。
図面にない下の木は端材に面取りして同じくオイルフィニッシュしただけの下駄。ただのフックの節約です。
掛け金具に南京錠です。一応これで仕様は全て満たしたかな?
オープン。
クローズ。無駄にやりたくなります。今の設定はフルカラーで自動で変わるようになっているので写真ごとに色が違いますがもちろん好みの色に固定することもできます。
電源はライティングダクトの一本からとったのでそれの壁スイッチと連動します。
ものによってはLEDテープの設定が記憶されないものもあるそうですが私のは大丈夫でした。