自作エフェクター『アルミの鏡面仕上げ』

アルミの鏡面仕上げ方法

アルミ鏡面仕上げ
今回の記事は自作katana clean boostで行ったエフェクターケースの鏡面仕上げについて書きます。

私の場合はこんな感じで行っています。

ペーパーがけ工程

目立つ傷がなければ600番の耐水ペーパーから始めます。傷がひどい場合は300番などのもっと粗いペーパーから始めます。

・・・1000番、1500番まで行います。

バフがけ工程

手磨きする時間と根気がないので・・・ダブルアクションサンダーでバフがけします。

マキタ ランダムオービットサンダ BO5030

上は参考までに私の使っているオービタルサンダーです。

これにウールバフ→ウレタンバフでもいいんですが、マイクロファイバータオル等の目の細かいタオルをマジックパッドにパンと張るようにセットして磨くと切削力が高くスピーディーに一発で仕上がります。

ポイントは”クロスをパンと張ったまま”余った部分をたくしあげて”サンダーを持つ手でしっかりと掴んでしまう”ことです。パッドはぐるぐる回転しなくなりますがこれでオーケーです。
因みにこの方法、自動車の磨きで覚えたものだったりします。
アルミの鏡面加工の他にも自動車の塗装磨きや一般木工等色々使えるので一台あるとかなり便利ですよ。

コンパウンドは最初はピカール(日本磨料工業 チューブ入り金属磨き ピカールケアー 150g[HTRC 3])で・・・
上のものはピカール液と同じ成分でクリーム状なので液ダレがなく使い勝手が良いです。

参考写真のような半ツヤで良ければこれで終了です。もっと光らせたければ極細目などのコンパウドまで番手を上げていけば良いと思います。

クリアー塗装工程

長くこの状態を保たせたかったらクリア塗装はした方が良いです。

ウレタン塗装が最も強いですが自家塗装レベルですと結構な値段がネックになります。
必要な場合、私はいつもイサム塗料 629―7987 エアーウレタン クリヤー 315ml [HTRC2.1]を使っていますが・・・

それはピカピカに磨き上げた時だけです。

素地のアルミは酸化することで少し曇った感じになるのですが、その酸化皮膜が過度の酸化を抑えてくれているそうで、室内で使う分にはこれで良いことにしています。
だから敢えて”半ツヤ”でやめちゃってます。すると酸化はしてるはずなんですけど自分でも分かり難いと。

気分でコーティングしてみたりはしますが・・・・。

プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]
↑これとかかな。

以上、参考になれば幸いです。

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