デザイン
自作エフェクター『katana clean boost』①からの続きです。
今日は私の一番大好きな工程であるデザイン編をお送りします。
こんな感じにしてみました。
なるべくシンプルにしたかったんですけど・・・出来上がってみれば外国人が好きそうな漢字デザインに。
”イラレを駆使して漢字を書道風に仕上げる”のがマイブームです。
本家がプッシュプルポットに対して分離して設けたスイッチには”More Boost”と銘打ちました。音質的にトレブルブーストよりこっちの方がしっくりきたので。
因みに今回使ったステッカーはこれ
全面貼りをしてしまう場合には今の所一番優秀かな。
上面はステッカーを貼ってしまいますが、全体に半鏡面程度にバフがけを行いました。
※これについては別途まとめました。→自作エフェクター『アルミの鏡面仕上げ』
下面になるカバーの部分はポイントで塗り分けました。アルミに自家製塗装はどうしても弱くなってしまうので好きではないんですが、剥がれてもここは簡単に塗り直しができます。
一点だけこだわったのは、ポットの位置です。
これ・・・「ここだとスイッチを踏んだ時に触れてしまわなくていい」というレビューをしている人もいるんですけど、そうじゃなくてkeeleyさんは「足で操作しちゃっても良いよ」って意味でつけてるんじゃない?って思ったんですけどどうなんでしょうか?
だから場合によっては足でも軽いタッチで(壊さないように)操作できる様に上面よりちょっと出しました。すべり止めっぽく狙ったMXRのラバーキャップがお気に入りです。
レビューと考察
多分珍しい昇圧回路を持ったブースターですからね。本当にノイズレスでした。
トレブルブーストをオンにしなければ味付けなしのクリーンブスターに。オンにするとぶっとく低音よりになります。
あまり音量差を付けないでトレブルブーストのみを効かせた設定も面白いです。
ホットロッドデラックスは低音が出過ぎているので私のセッティングではBassは2に絞ってしまっているのですが、カタナをオンにするとBassを一気に10位まで上げた様になります。
(しかもちゃんと代わりにミドルを絞った感じで破綻してないイメージ・・・・分かり難いかな)
音量もかなり大きくすることができますが、どこまでも大きくなるわけではなくてあるところからは歪み出します。それもオーバードライブ的に使えなくはないですが、私の印象ではアンプの方を大分絞らなくてはいけないイメージですね。ですから私はあくまでクリーンブースター+アルファ的な使い方になると思います。
また、自作の禅駆動との相性がとても良いです。デザイン的な話でなくて音の面で。
禅駆動の後につなげば普通に音が持ち上がりますが、前に繋いで歪み方を変えてもいい感じになります。
すると・・・理想はもう一台追加ということになっちゃいます?
機会があれば(深酒したら?)音源録ってみたいと思います。