NDロードスター、ABARTH124スパイダーのウインドブロッカーの製作『アクリル板の製作』

124スパイダー用のアクリルウィンドブロッカー(ウィンドディフレクター/エアロボード)を設計、製作しました。

アクリルとベース部品の取り付けをより簡略化した2023年モデルがあります。車体に取り付けた状態での外観は同じです。 私の愛車アバルト124...
ベース部品についてはDMMメイクの3Dプリントサービスを使うことで精度の良いものが出来上がってきます。(※上の記事中に商品のリンクがあります。ご自分で好きな色で製作依頼してください。)

ではアクリルウィンドブロッカーの本体であるアクリル板の方はどうかというと・・・型紙からテンプレートを作ってトリマーで倣い加工という私のやり方をご紹介していましたが、一枚のアクリル板のために道具を揃えてっていうのは敷居が高い、まして初めて機械に触る様な人がそんなに綺麗な加工ができるのかっていうことで製作の依頼を頂くことがあるのですが実際私が作っても結構な時間と労力、傷を付けないための神経を使うので気が向いた時に割の合わない価格(趣味的なサービス過ぎる価格)でしかお請けできないでいました。

そんな話をしていたら・・・なんと知り合いの工場の協力で、私のデータからレーザー加工機を使ってアクリル板の切り出しを行ってくれるというありがたいお話を頂きました。

アクリルウインドブロッカーの製作販売/アクリル板のレーザー切断

レーザー加工機では彫刻もできるということですので折角ですのでアートをデザインしてみました。出来上がってきたものがこちら・・・
アクリルウインドブロッカー
皆さんの所に届くアクリル板もこの様に養生シートがついたまま届くことになります。製品から商品になった感じがします。

彫刻部分のアップ
彫刻部分のアップです。車内側に鏡像で彫り込むことで後ろから見た時に正像に見えるようにしました。
車内側からでもバックミラーを通すと正像になって読めるのですがその瞬間が嬉しい瞬間だったりします。

今回彫刻は2種類作ってみました。
アクリル彫刻
まずはこれ。幌を閉じた時のイメージ。

アバルトウインドブロッカー
車内より。

アバルトウインドブロッカー
幌を開けた時サソリまでが見えるデザインです。
これ実は車体後部の124SPIDERの文字のサイズを参考にしています。ある意味では純正っぽさが過ぎて最初っからそうだった感というか目立ちたい人には物足りないかも。もちろん純正っぽいのが好きな自分には最高です。

もう一つはこれ。
アバルトウインドブロッカー
幌を閉じた時。

アバルトウインドブロッカー
車内より。大きくなった分バックミラー越しに文字が邪魔になるのは否定できない欠点ですが元々のやつから比べたら全然気にならないと思います。

アバルトウインドブロッカー
幌を開けた時にはこんな風にABARTHロゴだけが見えるサイズ感。

アバルトウインドブロッカー
角度によってはサソリまで見えたり中途半端に見えたり人によっては悩ましいかも。このサイズ感でサソリがいないやつ作ったらパーフェクトかもしれませんね。

とここまで書いてきましたが私もいい大人ですので著作権的に世に出せないものは知っています。
もちろん”これらは私が個人で楽しむために自分で作ったもの”という理由だけで存在しています。

アバルトウインドブロッカー
安心してください。例えばですがこちら・・・上は私が削り出したもの、下は今回製作したものですが、こう見たらどうですか?上の方が格好良くないですか?
上は市販されている切り文字ステッカーを貼ったものです。彫刻ではイタリアカラーは再現できませんからね。

アバルトウインドブロッカー
今回レーザーで切り出してもらうに当たってのポイントなのですが端面にあります。クリアですと写真の様に白く見える様にやすりを掛けてあげないとまるで存在感がなくなってしまうところ、素材自体の色をクリアでなく”ガラス色”というちょっと緑がかったものにすることでヤスリなしでも十分な存在感が出せる様になっています。

アバルトウインドブロッカー
彫刻のもの。(ガレージのLEDテープの照明が反射していますがそれは無視で)

アバルトウインドブロッカー
市販されてる切り文字ステッカーを貼った例。ある意味では自由度が高まって良いのではないでしょうか。

アバルトウインドブロッカー
幌を閉じた時。

アバルトウインドブロッカー
幌を開けた時。

さて皆さんが欲しいと思うのはどのウィンドブロッカーでしょうか。

いつも言わせてもらっていますが自分で欲しいもののおすそ分けなのでECサイトなど作ってガシガシ売る気はありません。もちろん完全受注生産です。

折角紹介した彫刻も出来る範囲(サソリはまずこのままは無理ですが車名等は可なはず)では対応しますのでご相談いただければ・・・・・って言いだすと結局実入りが少なくなってしまうんだけどどうせ片手間でやってますので良いことにしましょう。

アクリル板の提供は12,000円より(ガラス色クリア彫刻無しが基本)承りますのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。
アクリル板を車体に取り付けるベースについては以下の記事を見てください。

アクリルとベース部品の取り付けをより簡略化した2023年モデルがあります。車体に取り付けた状態での外観は同じです。 私の愛車アバルト124...
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