夏と言えばなんですか?
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コロナのせいで夏フェスや海水浴も危ぶまれる中、例年以上に注目を浴びているのがお家でバーベキューだったりします。
今回はバーベキューの素敵な空間を演出する囲炉裏テーブルの作り方をご紹介したいと思います。
これを見たら早速DIYして「パパありがとう。」って言われちゃってください。
バーベキュー用囲炉裏テーブルの仕様
まず参考に市販されている囲炉裏テーブルを見てみましょう。
アイアン(板金)で出来ているものはバーベキューでは絶対に避けることの出来ない油汚れが拭き取れるという利点がありますが、ものによっては重かったり逆に軽いものは弱かったりするようです。
木製のもので未塗装なものは一回で汚れてすぐに黒カビだらけになってしまうことが想像に難くありません。ただしDIYするならそりゃ木製の方が楽です。
という訳で囲炉裏テーブルの仕様まとめです。
- 大きさ高さは市販のものを参考に。真ん中の焚火台が変わってもある程度柔軟に対応できるようにする。
- かさばらずに収納できる。
- 天板は塗装され油汚れが拭き取れる。
- 焚火に近づけても平気な丈夫な塗装。
- DIYで作るんだから材料費が安いってのも重要。
製作編
さくっと図面を書きましょう。
画像はPDFファイルにリンクしてあります。自分用に作った図面なので隠れ線も省略していますが後の完成写真と比較してもらえれば分かると思います。(ここを見てる人なら要らぬお世話でしょうが。)
今回見つけてきた材料はパネコートイエローなんていう商品名で売られている表面に丈夫なウレタン塗装が施された12mm厚の型枠用コンパネになります。
コンクリートが型枠から外れやすいように且つそのまま仕上がるようにと平滑になっています。塗装の強度もDIY用の水性ウレタンニスなんか比較になりません。
さらに建築資材なので安い・・・ということでこの材料を見つけただけで仕様の半分くらいクリアしてしまったことになります。
これがもう完成品です。もちろん使う時の姿はこうじゃないですがこれだけってのが重要。
左上が脚になるもので「かさばらずに収納できる」「ある程度柔軟にサイズが変わる」という仕様を満たすのに考えた(パクった・・いやオマージュ的な)やつです。
裏側に反り止めとしてハットリブを付けましたが普通の人は用意できないかもしれないのでその場合は30×40位の木をタイトボンドで圧着接着してあげるか、拘らなければそんなものなくてもいいかもしれません。
(使う時にちょっと沈むか熱で反ってくるかもしれませんが自分で作ったものだからまた作れるでしょう。)
脚の材料は檜です。この後テーブルの裏側と一緒にキシラデコールを塗りましたが記事の中には登場しません。拘る方は塗ってみてください。
上に重ねてあるテーブルは固定しなくても安定していますので脚同様ある程度の範囲でテーブルの大きさが変えられるのが分かると思います。
妹を呼んで2家族8人でバーベキューしてみましたがもちろん大好評でした。
実はバーベキューの日の午前中に完成したんですねこれ。(だから塗装は後になりました。)もうビールが美味い美味い。