アバルトディーラー営業から年末にもらった卓上カレンダー・・・・
使いたいけど机の上が一杯で正直置くとこなんかない。
そうだ、卓上カレンダーを壁に掛けるホルダーを作って飾ろう!
ついでにFDM式3Dプリンターの仕様とも言える積層痕の目立ち難い表面デザインってのにもチャレンジしたいと思います。
Fusion360でデザインしました。
透き通っているのがカレンダー本体、上部パーツ、下部パーツ、色分けしてあるジョイントパーツから成ります。
特に新しい試みをしてみたのが上部パーツです。
レーシーなイメージであしらったチェッカー模様のようでありますが・・・そう、これが積層痕を目立ち難くするデザインってやつ(になる予定)です。
背面より。3点の部品の構成が分かります。ジョイント部品との嵌め合い寸法は私の使っている3Dプリンター(ANYCUBIC MEGA-S)の場合0.3mm程度は見ておいた方が良さそうです。0.2mmでは誤差で入らないことがありました。
※カチッとさせたい時には全体でなく極部分的に0.1mm程度にしてあげるなどしたら良いと思います。
カレンダーをスライドして入れる入口の下側にほんのちょっとのテーパーを設けてあげると複数枚がピタッと位置決めされて気持ちいいです。抜け止め機能にもなります。
ということで以下は出力後の実物。
ジョイントパーツを壁に固定しているのはホチキスの芯です。画鋲と違って壁から出っ張ることもなく、外した穴は無視できるほど目立たないということで最近のお気に入りです。
荷重によって本数を増やしたりブラケットを工夫したりすれば絵画程度の重さは保持できます。
本体の組み立ては嵌め合いのみでなくアクリサンデー併用です。
上部パーツでは殆ど積層痕は気になりません。FDMにあったデザインと言っても良いかもしれません。
いつものようにDMMに出品しておりますが、空間費ってやつがかさんだのでしょうか・・・カレンダーのために出せる値段とは思えませんので、STLデータダウンロード可としています。
是非、ダウンロードしてご自分で出力されるのが良いと思います。