NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう

※記事の最後におまけのコーナーがあります

元プロロードレーサーで現人気フィッターの辻善光さんが度々紹介されているサドルセライタリア(Selle Italia) NOVUS BOOST EVOが注文から1ヶ月の時を経て手元に届きました。

もちろんここではサドルのレビューなんてしません。
最高です!(以上)

気を取り直して今回の企画を発表しましょう。
以前からこれまた人気のスマートテールライトIgpsport製SRminiを愛用していますが、そうです・・・・・この人気の2モデルにとっての最適解となるブラケットを開発しようというものです。

Craftsmanの作るNOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット仕様

  1. セライタリアの取り付けネジ穴(ダボ穴)を利用した一体感のある設計
  2. 角度調整機構を付与・・・・純正のサドルレール取り付けブラケットの一部を流用する(軸ボルトも流用)
  3. エアロであること・・・・この場合形状云々よりも取り付けの位置が最重要(Gemini調べ)
  4. SRminiはサイドからも光源が見える設計なのでその視認性も考慮する
  5. 取り外しがしやすく電源スイッチが押しやすく且つお尻が物理的に当たらない位置を詰める
  6. 3D設計と強度計算に基づき、安全率を担保した上で無駄を削ぎ落とした軽量・軽快なデザイン

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう/設計製作編

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
早いってー、少しはもったいぶった方がいいんだってーこいうのは・・・・いや、いいんです。これがうちのスタイルなんで。

説明していきましょう。

肉の厚みは安全率を担保した上の最薄となる寸法にしました。
断面二次モーメントを計算して・・・ってちょっと前はやったけどね。今は自分じゃもう計算しません。
自分の経験則で作った形状がライトの重さと段差を乗り越えた際のG(安全率を見て 5G〜10G 程度と想定)、素材(ABS)、インフィル、積層方向などをAIにプロンプトで投げて検証するだけなんで楽っく楽なんです。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
フィンになっている所に角度調整を考えた形状を採用したのでそれに合わせてサドルに付くベースプレートにも面取りが付いています。印刷する際はこの面をビルドプレートにべったりさせてあげてください。※超重要・写真参照

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
SRmini純正付属のサドルレール取り付けブラケットとの比較。大分軽くなりそうだね。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
純正ブラケットの重量が24.8g(取り付けボルト含む)。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
Craftsmanのブラケットは16.5g(純正流用パーツと取り付けボルト含む)。8.3gの軽量化です。

パーツ単体で計るの忘れたのでFusion360でABSでの重量を出した所5.3gでした。

某有名マウント(AL6061 アルミCNC加工品)はパーツ単体で16.2gってことだから1/3以下になりました。
ちなみに某マウントの方はSRminiの重量50gには完全にオーバースペックながら重量物を付けるとしたなら安心です・・・がNOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットではないとも言えるのではないでしょうか。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
M5六角ナットを嵌め込んで・・・・

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
純正ブラケットのライト側をフィンに嵌め込み純正のそのボルトで締結します。
※実車取り付け後角度が決まったらこのボルトは適度に締め込んでください。一体化してブロックとなることで強度が最適化します。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
NOVUS BOOST EVOに合わせて設計しましたが、実はセライタリアの取り付けネジ穴(ダボ穴)があるサドルなら付くでしょうね。FLITE BOOST(フライト ブースト)、WATT GEL(ワット ゲル)なども合うと思うのですが自己責任でお願いします。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
今回は手持ちのボトルケージ取り付けボルトM5x10で取り付けました。これから買う人は六角穴付きボタンボルトで検索してください。
もちろん重くなってもいいなら普通の六角穴付きボルトでもいいですがその場合は樹脂のクリープ対策でワッシャーを入れてください。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
仕様を満たした位置に取り付いたSRmini。次からは実車にインストールした状態で詳細に触れていきたいと思います。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
必要な機能に絞って設計されたブラケットはSRminiがない状態でも格好良いね。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
いいから早く付けろと。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
カッコよ・・・・(漏れ出す心の声)

Geminiによると、サドル直下はすでにライダーの身体によって空気が乱されている場所なので、そこにレーダーのような小さな物体があっても、新たな空気抵抗(ドラッグ)はほとんど発生しない点、レーダーがサドルのシルエットの「延長線上」に位置するため、実質的な前面投影面積が増えない点等から最適とのことでした。

逆にエアロロードなどの断面が翼断面形状になっているシートポストにレーダーを取り付けると、せっかくの整流効果を乱してしまうことになり最悪だとも言っていました。

また、もしブラケットが横に大きく張り出していたり、無駄に複雑な形状で風を捉えてしまう場合や設置位置が低すぎたり(サドルから大きく離して吊り下げるように設置し、サドルの遮蔽範囲から飛び出している場合)は空気抵抗になることがありますが、今回の仕様であれば「空力的な最適解」に極めて近い状態だという分析でした。

わざわざ聞かなくても分かりそうなことだけどお墨付きをいただけるなら悪い気はしませんね。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
スイッチが押しやすく、取り付け取り外しがしやすい位置。もちろん空力的なルールに則ったクリアランスになっています。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
取り付け高さはスチッチ上端がサドルの後部シェルよりギリギリ低くなる位置に設定。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
物理的な干渉を防ぎ且つエアロ。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
サイドからの光源もバッチリ視認出来ます。

NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケット
今日までにすでに200km程をテストしました。

そして思いついたのが今回のタイトル・・・・
NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう
です。

おまけのコーナー

私Craftsmanが今回の企画『NOVUS BOOST EVO×SRminiの最適解となるブラケットを開発しよう』で製作したブラケットそのもののstlデータを公開しちゃいます。(レース用とまでは言いませんが軽量ライト専用設計であることをご理解いただき落下防止ストラップなどの併用をおすすめします)

※私はABSフィラメントを使いCuraで100.7%に拡大して印刷しています。外殻を10層位にすることで十分な強度が出ます。
※この記事を読んで使い方が分かる方が対象です。(ノーサポートですが誰でも分かる記事を心がけましたので是非チャレンジしてください)
※商用利用は不可、ダウンロードは一世代のみで再配布は固く禁じます。
※再配布や商用利用を見つけた際には法的手続きを取ることがあります。

stlデータダウンロードリンク

さらに、3Dプリンターなんか持ってないよって人のためにはDMM.makeでパーツを注文できるようにしました。

私の家庭用プリンターよりはるかに性能の良い工業用の3Dプリンターで製作されたものがお手元に届きます。

こちらに関しても私が製作したものとは物性が異なりますので、材質を何で出力するかは最終的にはご自身で選んでいただきます。(ノーサポートです)
一応、全く駄目そうなものとコスパ悪そうなものは外してありますが、レジン系は脆い印象があるので注意してください。(おすすめはPA12系)

SelleItalia-SRmini用サドル直付けブラケット

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