ロードバイク最近増車しました。ただでさえ狭い私のガレージにはもう置けない(置きたくない)ので1台は物置に置くことにしました。
物置にロードバイク!?
こちらもそんなに広い方ではないので家族から全力で拒否されてしまいそうですが、ある方法を使うことで円満解決できましたのでその方法を共有します。
ということで今回の企画は
アリエクの格安フックをMODしてロードバイクを壁面収納しよう
になります。
仕様
- 物置の占有スペースを極力少なくすること
- ロードバイクの取り出し(逆も)が煩わしくないこと
- 物置なのでロードバイクを置いた向こう側のものも煩わしくなく取り出せること
- 位置が自動で決まること※何を言っているか分からないでしょうが後で分かります
- 安いこと
アリエクの格安フックをMODしてロードバイクを壁面収納しよう~製作編
ロードバイクの壁面収納方法といったらどんなものを思いつきますか?
ミノウラのバイクハンガーのようなものがまずは浮かんだのではないでしょうか?
これは収納というよりはディスプレイ目的になってしまいます。少なくとも家の物置には不向きでした。
ここで結論から言いますが、私の環境では『ロードバイクを縦置きにしてタイヤ(フック)の部分を中心に自由に回転して壁面に収納されるもの』が理想だとなりました。
お金に糸目をつけなければそのようなものは既に商品化されています。
Topeak Swing-Up Exバイクホルダー
フィードバックスポーツ(FEEDBACK SPORTS) VELO Hinge 2.0
しかし、それを買ってしまってはネタにならないので(え・・・)今回はアリエクで格安で売っている壁面フックをMODすることで仕様を満たしたいと思います。
元になるアリエク壁面フックが次のもの。
うん。安いね。アマゾンのどれよりも安い。届くのも最近早いし。
で、それをただ取り付けてしまったのでは回転できないのでヒンジ機構を持たせてあげます。
これはもう取り付いちゃってますが、ベースの木材にアリエクフックが埋め込まれているのが分かると思います。
反対側にはもちろん丁番です。
スペースを確保するためとネジの取り付け強度確保のために24mmの木材を使いフックとヒンジは高さ分埋め込みましたが、美観をあまり気にしなければ12mmの合板とかにそれぞれボルト・ナット固定でも強度は十分だと思います。
もう一つのパーツがこれ。”THE 適当な角材”です。
角材は適当なものですが超重要パーツです。
取り付けのポイントはフックパーツのヒンジの中心より(この場合だと)右側にずらすことです。※後でわかりますがここを覚えておいてください。
フックに前輪を引っ掛けて後輪は例の角材の左側に収めます。(フックはロードバイクが土間からちょっとだけ浮く位置に設置してください。)
ここから手を離すと・・・・
なんということでしょう・・・・
ロードバイクが勝手に回転を始め、壁面に収納されていくではありませんか。
これがタイヤの当て木をずらした理由です。
(ずらし過ぎると回転するスピードが早くなってしまうので程よく調整してください。)
ちなみに市販のものですとヒンジ運動する時に安全機構でロックがついていたりするものもあるのですが正直良いとこを潰してしまっていると思います。ロックなんか付けるよりおすすめ。
向こう側のものを取ったり、引き出しを開ける時には小指1本でロードバイクを動かすことが出来ます。(文字通り小指1本でね)
仕様すべて満たしちゃったかな。