ペダルボード自作2

以前から使っているペダルボード・・・
自作エフェクトボード

ペダルボードを自作する 自作エフェクターが増えてきたところで今回はペダルボードを自作します。 市販のペダルボードでは配線類がスッキリ...
杢が美しくホールド性能も高く満足度は非常に高かったのですが今回作り直すことにします。

NEWペダルボード仕様

  1. エフェクター交換を楽にするために、マジックテープ仕様にする。(こういうサイトを運営している以上交換作業がどうしても多くなるためマジックバンドではボードの後ろ側にアクセスしなくてはならないのがちょっと面倒に感じた。)
  2. 美観は良いけど材料代は安いもの。
  3. 1590Bサイズが縦に2つ並べられるサイズ。以前の倍の広さ。
  4. ボードごとホットロッドデラックスの上に置ける。

3と4を両方満たすのがネックでしたが結果としては上手く出来たと思います。

ペダルボードの製作

写真はちょっと半端な部分からになってしまいましたがマジックテープを貼る前の状態でこんな感じに仕上げておきます。
ペダルボード自作
安い材料ということでなんとこれは針葉樹合板(コンパネ)です。

私も以前はコンパネを仕上げに使うなんて・・・・と否定的でしたが、最近ではショップの棚や内装にもどんどん使われていて、実際安い材料ながら綺麗に収まっているのを見て考えを変えました。サイズも910X1820mm以内で自由に取れますし、ポイントだけ押さえれば全然アリですね。

ペダルボード自作
裏側。(写真にない工程として)最初にコンパネを2枚切り出して、一枚中抜します。
これは何と言っても軽量化と、裏側に配線を回した時コンパネ一枚=12mm分の厚みで配線をフラットに収めることが目的です。(左右の穴もそのためのもの)

2枚を貼り合わせ1枚にします。
貼り合わせには木工用ボンド

とF型クランプ

を用います。今回のサイズでしたらF型クランプは最低6個位は必要です。幅いっぱいの当て木をしてしっかり締め込みます。

乾燥時間は6時間以上としていますがなるべく一晩置くようにしています。

トリマー加工
表面はこんな感じで内側を2.5mm程削りました。これが出来るかどうかで仕上がりに雲泥の差が出ます。

トリマー加工
表面の段付き加工及び、外周の面取りにはトリマーを使います。

上は私の使っているトリマーですが、これが一台あると本当に色んなことが出来るようになります。家具なり棚なりキャビネットなり大活躍ですのでDIY趣味の方は1台あると楽しくなりますよ。

ゴム足

仕上げには最近は専ら水性ウレタンニスを使うようになりました。道具の手入れ、臭い、環境性能等ありますが、とにかく楽で良いです。最終の塗り(通常2~3回)の前に400番程度の紙やすりを掛けるのがポイントかな。

ゴム足を取り付けますがそれ用に本体には鬼目ナットを付けました。奥側は長いボルトを使いボルト・ナット固定で高くします。

ゴム足
手前側を低くすればボードに傾斜がつくというのは前と同じ設計。

自作ペダルボードマジックテープ
マジックテープの貼り付けにはG17ボンド

を使いましたが、最初から粘着剤が付いているマジックテープにしても良いと思います。その際はマジックテープの上からアイロンを掛けてあげると結構な強度が出ます。(アイロンが心配だったら粘着面にドライヤーでも効果はあります。)

マジックテープ貼り付け
こんな感じで段差が格好良く効いてきます。

エフェクターマジックテープ
エフェクター側のマジックテープ(オス)は粘着剤を使わずビス穴を開けて固定しました。十数回のテストでは切れてしまうようなことはありませんでしたが外す時に例えばカード状の物で結合の間を切る様にする等工夫すれば垂直方向の負荷が減って更に持つ様になると思います。

ペダルボード自作
ホットロッドデラックスの上にもばっちり収まり仕様を満たしました。足の取り付け位置は一応適当に置いてもずっこけない位の余裕は見てます。

ペダルボード自作
裏側の肉抜き部分が取っ手をかわすのにも一躍買っています。

ペダルボード自作
サイズ感良いです。

ペダルボード自作
(普通は)下に置いた時に本領発揮するものですが・・・。

1 looper
今回のボードに合わせて前に作った1 looperも新しい形となりました。これについては次回。

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